この『イカ割き包丁』は、その名の通りイカを手早く美しくさばくために、能登の野鍛治が長年培ってきた技術を結集した専門包丁です。

しかし、能登地域ではイカだけでなく、アジ、イワシ、キスなどの小魚をさばくのに丁度良く、まさに「万能包丁」として代々親しまれてきました。小出刃の機能と柳刃の特性を併せ持ち、家庭で最も活躍する一本となるでしょう。

漁師の知恵が詰まった機能とこだわり
1. 青紙2号鋼による抜群の切れ味
刃の素材には、プロ仕様の包丁にも使用される**「安来鋼 青紙2号」**を採用。強靭な硬度と、切れ味が長持ちする特性を兼ね備えています。硬い刃先によって食材に真っすぐ線を引き、美しい断面を生み出します。

2. 刺し身づくりにも適した両刃構造
一般的な片刃の和包丁とは異なり、扱いやすい両刃造りです。 イカをさばく際は、切っ先を立て、手首のスナップを利用することで、刃をまな板から離さず効率的に身を切ることが可能。柳刃包丁のような長いストロークが不要なため、ご家庭のキッチンでも手軽に美しいイカ刺しや小魚の調理ができます。

3. 研ぎながら、長く愛用できる「一生モノ」
丹精を込めた手づくりならではの素朴な風合いが魅力です。また、包丁の背までしっかりと鋼が入っているため、繰り返し研ぎながら細くなるまで末永くご愛用いただけます。メンテナンスを重ねることで、愛着が深まる「一生モノ」の道具です。

【製品仕様】
商品名：イカ割き包丁 120mm (小出刃・両刃)

用途：イカ、アジ・イワシなどの小魚さばき、刺し身、小出刃作業全般

刃：鋼（青紙2号） / 地金（鉄）

柄：木（口金：PC）

サイズ：刃長120mm / 全長260mm / 重さ80g

付属品：錆落とし、説明書、防錆紙、箱