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使い込んで育てる道具、卵焼き鍋

使い込んで育てる道具 年季を愛でる飴色卵焼鍋

日本の食卓に欠かせない卵焼き。しっとりふわふわ。焼きたてはもちろん冷めても美味しいお惣菜の定番です。
日本の卵の消費量は世界トップクラス。卵が大好きな日本人にとって卵焼きは、一番馴染みのある卵料理ではないでしょうか。なにしろ専用の調理器具まで生み出してしまったくらいです。四角い形の卵焼き器が初めて誕生したのは、江戸時代中期ごろといわれています。それから300年近くもの間様々な改良が重ねられ、今ではたくさんの卵焼き器が店頭に並んでいます。どれも卵焼きを焼くには十分な役目を果たしてくれるでしょう。しかし、美味しい卵焼きを焼くとなると話は別。そこは、しっかりと道具を選ばなくてはなりません。日本人の卵焼きへの熱い気持ちに応えた卵焼き器。美味しい卵焼きが焼ける卵焼きをご紹介します。それは「中村銅器製作所の銅の玉子焼鍋」です。

日々を支える道具を作る 中村銅器製作所

東京の下町足立区に製作所を構える中村銅器製作所。
銅製品と言えば中村銅器と言われるほど、有名な工房です。
現在は3代目の社長さんとその息子さんたち、親子4代にわたって銅鍋の製作をおこなっています。卵焼鍋は、先代の2代目社長が考案。持ち手の角度にもこだわった逸品です。 プロの料理人からの信頼も厚く、たくさんの方が愛用しています。卵焼鍋のほかにも、行平鍋や親子鍋など、こだわりが詰まった銅製品を製作しています。

中村銅器製作所の卵焼鍋は、美味しい卵焼きをつくるためのこだわりが詰まっています。

東京の下町・足立区梅田にて親子4代に渡り銅鍋製作を行う中村銅器製作所。創業80年を迎える老舗の工房です。

中村銅器製作所の商品を見る

銅の魅力を生かした卵焼鍋

銅素材は、熱伝導性と保温性に優れているうえ、抗菌性能も持ち合わせているので調理道具の素材に適しています。
中村銅器製作所では、純度の高い銅板で作られた鍋一つ一つに、手作業で錫の焼き付けを行っているため、錫に厚みがあり、銅の錆や匂い移りをしっかり防いでくれます。メッキ加工では得られない厚みは、職人さん熟練の技術が必要な作業です。

持ち手の角度は25度。少し角度のある持ち手を下げれば、お鍋の先端が軽い力で持ち上がり、卵が返しやすくなります。
内側の鋲も出っ張りがないので、ヘラを使って卵焼きを焼く際には、突っかかることなく差し込むことができます。ほんのちょっとの違いですが、この違いが使い心地に大きな差を生んでいるのです。
中村銅器の卵焼鍋で焼いた卵焼きはしっとりふわふわ。道具でこんなに仕上がりが変わるのかと驚かれることでしょう。美味しい卵焼きを自宅で食べることができます。
焼きムラがないのは、銅の熱伝導の良さで流し込んだ卵全体に素早く均一に熱が伝わるから。ふわりと焼きあがった卵焼きは、しっかりと水分を保って冷めても美味しくいただけます。使えば使うほど、油が鍋になじんでどんどん美味しい卵焼きが焼けるようになるのです。

卵焼鍋のラインアップも豊富で、馴染みのある関西型(長方形)と江戸前の卵焼きを焼くことができる関東型(正方形)どちらも数種類のサイズが製作されています。

関西型と関東型

卵焼き器には関西型と関東型の2種類があることをご存じでしょうか。
普段、よく見かける長方形の卵焼き器が、関西型と呼ばれる卵焼き器です。
一般家庭でもよく使われている、馴染みある形。出し巻き卵をつくるのに適した形です。一方、関東型は正方形。海老や白身魚のすり身を混ぜ込んだ、甘い江戸前の卵焼きはこの関東型で作ります。巻いて作らないので、出来上がりはカステラのよう。家庭ではなかなか味わえない一品を焼くことができます。

【中村銅器製作所】
銅玉子焼鍋13cm長
関西型

7,260 円

【中村銅器製作所】
銅玉子焼鍋15cm角
関東型

7,150 円

一生ものの鍋を育てる

テフロン加工のようにコーティングが施された鍋は、油ならしをしなくても、錆や焦げ付きを防いでくれますが、銅の卵焼鍋はそうはいきません。しっかりと表面に油膜をつくって使っていきます。最初は面倒かもしれません。しかし、2,3年で剥がれてしまうテフロン加工とは違い、しっかりと油がなじんで育った卵焼鍋は一生使い続けることができます。
木製の持ち手も、鋲が緩んできたら自分で打ち直すことできます。焦げて劣化してしまったら、別売りされている木柄を購入して交換すればまた使えるようになります。

中村銅器製作所の卵焼鍋は「まだまだ使えそうだから」「もったいないから」という理由で使い続けるのではなく、「使えば使うほど、どんどん使いやすくなる」「育った鍋を手放したくない」「壊れても直して使い続けたい」という思いが芽生える銅鍋です。
使えなくなったら、新しいものを購入するのは簡単です。日用品のライフサイクルがどんどん早くなってきている昨今、ひとつの道具を、愛着を持って大事に使っていくことの大切さを見直してみてはいかがでしょうか。

道具が料理の腕をあげる

使い始めは、油のなじみが悪く、苦戦することもあるでしょう。しかし、卵焼鍋を使いこなすコツは、“とにかくたくさん鍋をつかうこと”。頻繁に使っていくことで焦げ付きにくく、より扱いやすい鍋に育っていきます。卵焼き以外に使うこともおすすめです。銅の美しい赤金色が深みのある飴色に代わるころには、自然と自身の卵焼きの腕前も上がっていることでしょう。

プロも愛用する銅の卵焼鍋。一般家庭で銅製品は、扱いが難しそうというイメージをもたれるかと思いますが、少しのコツと手順を踏めば難しいことはありません。
使い始めと注意点、日々のお手入れをご紹介します。

卵焼鍋の油ならしをご紹介

まずは、食器用洗剤をつけたスポンジで洗いましょう。しっかりと洗い流して乾かしたら、鍋の5分目くらいまで油を入れて火にかけます。キッチンペーパーなどを使って鍋の内側をこすりながら、鍋に油をならしていきます。弱火で4~5分が目安です。あとは、そのまま油の温度が冷めるのを待って、油は廃棄しましょう。

使い方の注意点とお手入れ

とにかく空焚き厳禁です。
錫の溶解温度は230度のため、空焚きしてしまうと鍋の内側の錫が溶けだしてしまいます。
また、鍋の中に調理したものを入れっぱなしにしておくと緑青と呼ばれる銅の錆が付きやすくなりますので、気を付けましょう。
油なじみを保つため、調理後は食器用洗剤を使用せず、鍋が冷めてからキッチンペーパー等で汚れを取り除き、薄く油をひいて収納しましょう。
外側は食器洗剤等で洗っても問題ありません。

緑青がついてしまったら

酢と塩を同量混ぜて布に付けて磨いたのち、水洗いをしましょう。
(※緑青は人体に悪影響のあるものではないといわれています。)

使用した商品

【中村銅器製作所】
銅玉子焼鍋10cm長

4,950 円

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東京の下町・足立区梅田にて親子4代に渡り銅鍋製作を行う中村銅器製作所。創業80年を迎える老舗の工房です。

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