白木屋傳兵衛

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    TOP > 工房から選ぶ > 東京都(とうきょう) > 白木屋傳兵衛

    白木屋傳兵衛商店

    地域の歴史 京橋は竹の街

    地域の歴史 京橋は竹の街

    白木屋傳兵衛商店は、初め天保元年(1831)に銀座で畳表の店として創業しましたが、
    その後、江戸箒を作るようになり幕末に京橋の町へ移ってきました。
    この京橋あたりは、江戸時代の頃、京橋川の水運を利用して竹を積み荷した場所で、
    「竹河岸(がし)」といって竹の市場として賑った界隈です。

    当時の有名な浮世絵師の歌川広重の作品に
    「名所江戸百景」第56景『京橋竹がし(きょうばしたけがし)』があります。
    この浮世絵に、満月に照らされた京橋と京橋川沿いの竹河岸(竹材の市場)が描かれていることからも、
    当時の京橋は竹の街だったことがうかがえます。

    また京橋だけでなく現在の銀座七丁目あたりも江戸時代に竹屋町(たけやちょう)と呼ばれていた界隈で、
    町名の由来は竹を売る店が多く軒を連ねていたからだったそうです。

    そして京橋から八重洲までの通り沿いには、問屋や小間物屋や骨董屋の店がぎっしりと軒を並べていました。
    現在その表通りにはビルが立ち並び老舗もその中にテナントとして入っていることが多いのです。
    しかし裏通りには、まだ江戸時代の面影を残す商人や職人が多くいて、庶民的な小間物を売っている商店も見られます。

    東仲通り(京橋美術骨董通り)では、京橋の骨董屋の主人と与太郎が出てくる江戸落語の
    『金明竹』にも登場するような骨董屋や道具屋が何軒も並んでいます。
    江戸の後期に創業した当時の白木屋傳兵衛商店の主人は、
    京橋の竹河岸から竹や箒草を便利に店へ運び込めるということもあり京橋に店を出しました。

    それ以来ずっと江戸の職人と商人の伝統を真面目に守りながら、
    京橋の同じ場所で「江戸箒」の専門店として、商売を続けています。

    白木屋傳兵衛について

    白木屋傳兵衛について

    白木屋傳兵衛商店は今から200年近くさかのぼった、江戸時代の天保元(1830)年に創業して以来ずっと、
    箒(ほうき)を作り続けているほうき専門店です。

    江戸時代も中期以降になると、畳が庶民の住まいの長屋にも普及していきました。
    そんな時代のニーズを受けて、最初は現在の銀座に畳表のお店として創業したのです。

    ほどなく長屋の畳掃除に適した箒(ほうき)が必要とされるようになると、
    白木屋傳兵衛商店は当時商人の町だった京橋に移ります。

    そして今日までずっとその場所で箒(ほうき)の専門店として発展してきました。
    今でも東京・京橋のお店では職人たちが、当時とまったく変わらない製法で、一つ一つ箒を手作りしています。

    白木屋傳兵衛について

    現在、白木屋傳兵衛商店には、7代目社長の中村悟氏をはじめ、
    3代にわたって箒職人をしている筆頭職人の高木清一さん、ほか熟練の職人が3人います。

    職人たちにとって江戸箒(ほうき)を作るうえで一番難しく大切なのは、
    手間をかけた「草選り」という作業です。「草選り」とは、全長2メートルにもなる天然のホウキモロコシの原料を、
    熟練の職人が手で触って、コシがあって柔らかいものだけを選り分けていきます。

    こうして選ばれた材料を使うというのが、質の高い箒を作る上で大切なことです。
    修業の第一歩はここから始まり、一人前になるまでには約3年もの年月が必要になるそうです。

    白木屋傳兵衛について

    次に箒を編み上げる作業ですが、編み上げは少しずつ草を束ねたものをつなげていきます。
    最後に左右と真ん中の3つの大きな束をまとめて締めるのを胴締めといい、
    この工程が江戸箒(ほうき)ならではの弾力が生むのです。

    全工程を職人の手によって作り上げる「江戸箒(ほうき」は、職人それぞれによって使い勝手が微妙に違ってきます。
    そこにまた味わいが生まれる。江戸箒(ほうき)は、掃除道具であるとともに美しさも兼ね備えています。

    最近はそういった手作りの道具の良さが、幅広い世代に再認識されており人気が出てきていますが、
    座敷などの和室を掃除する箒(ほうき)もそんな道具の一つ。

    掃除のタイミングが難しい小さなお子さんのいる家庭では、掃除機のような音が出ないし、
    フローリングやカーペットにも使える、思ったよりほこりとゴミが取れるなどの理由から、
    座敷箒を選ぶ方が増えています。白木屋伝兵衛商店で作られる「江戸箒(ほうき)」は、
    和室を掃く箒の中でも、種類も多く特に機能性に優れていて、長持ちすると評判の箒(ほうき)なのです。

    江戸箒(ほうき)の歴史

    江戸箒(ほうき)の歴史

    江戸時代の初めごろには、主に棕櫚(しゅろ)箒と竹箒が使われていたのですが、
    座敷箒(ほうき)といえば、棕櫚(しゅろ)を原料にして関西で作られるものが一般的でした。
    江戸時代まで棕櫚箒(しゅろほうき)が普及していたのは、
    そもそも日本の家屋は江戸時代まで板の間がほとんどだったからです。
    毛先が柔らかく、しなやかな棕櫚は板の間の掃除に適していました。

    このように江戸時代には座敷箒を作る店は、白木屋傳兵衛商店のほかにもあったのですが、
    「江戸箒(ほうき)」の生みの親といえるのは、じつは白木屋傳兵衛商店なのです。

    江戸時代もさらに時代が下ると、江戸庶民が暮らす長屋に畳が急に普及していくようになって、
    その畳の掃除にぴったりの箒が白木屋傳兵衛商店によって作られるようになりました。

    その箒はまさに、関西の棕櫚箒に対して、江戸前の箒といえるもの。
    これが「江戸箒(ほうき)」と呼ばれるようなり、現在に至るまで代々の職人によってその製法が受け継がれてきました。

    白木屋傳兵衛商店で作られる箒は、ホウキモロコシを原料に使っていて、柔らかいのにコシがあり、
    畳の網目の埃を力をかけなくても掃きだしやすいというのが特徴です。

    江戸箒(ほうき)と棕櫚箒(ほうき)の違い

    江戸箒(ほうき)と棕櫚箒(ほうき)の違い

    江戸箒(ほうき)の原料はイネ科のホウキモロコシという「草」を編み上げた箒です。
    一方、棕櫚箒は棕櫚(しゅろ)という木の樹皮を細く裂いて、まとめて組み合わせた箒なのです。

    江戸箒はホウキモロコシという草が持っている、柔らかさと弾力を活かした
    穂先が特徴なので、ササッと掃きだす使用感が味わえます。
    これは白木屋傳兵衛商店の江戸箒が「草選り」という作業を経ているからこその使用感です。

    材料のホウキモロコシの中から良質のものを選別しているため、
    柔らかさと弾力がありながら「軽さ」もあるという、江戸箒の最大の特徴を生みました。

    これが「掃きだし」やすく、「掃きグセ」が起きにくく、
    さらに穂先の良好な状態を長く保つことができる白木屋傳兵衛商店の江戸箒なのです。

    江戸箒(ほうき)と棕櫚箒(ほうき)の違い

    また、江戸箒は植物性繊維であるホウキモロコシで作られています。
    掃除しても畳や床、カーペットとの摩擦による静電気が生じませんから、埃やゴミが穂先につく煩わしさがありません。
    ペットを飼っている場合の室内の掃除でもペットの毛が絡まることもありません。

    一方、棕櫚箒は原料である樹皮の繊維の柔らかさを味わう、モップのような使い心地の箒です。
    穂先を静かに力をかけずに床にあてて、すーっと床をなでるように使う箒です。

    フローリングの床や平坦な摩擦・抵抗の少ない場所の埃やゴミを、舞い上げることなく、
    吸収しながらやさしく掃くことができるというメリットもあります。

    気になる点は、棕櫚という原料は樹皮の中に粉を含んでいますので、
    使い始めの半年から1年ほどの間に、茶色の粉が出てきます。
    できれば座敷の畳掃除より、床やフローリングの掃除に適しているといえます。

    そして棕櫚はとても耐久性が優れた原料ですので、長く使用することができる点は、
    江戸箒と同じです。およそ10年ぐらいまでは普通に使えます。

    江戸箒の原料のホウキモロコシも棕櫚箒の原料の棕櫚も、植物性のアクを持った素材です。
    このアクが長年掃除するうちに床やフローリングへ自然のツヤを出してくれます。

    ◆ 白木屋傳兵衛 江戸手箒

    別撰 不精箒

    別撰 おてがる

    別撰 手箒

    特上 手箒
    ◆ 白木屋傳兵衛 江戸長柄箒

    別撰 長柄

    特上 長柄
    ◆ 白木屋傳兵衛 はりみ

    はりみ 大

    はりみ 小

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