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やま平窯元について
卵の殻のように薄くて軽い「エッグシェル」シリーズなど、シンプルでありながら、驚きと感動を与えるユニークな食器を作り出している有田焼の「やま平窯元」。 同社はプロ仕様の業務用食器メーカーとして歴史を築き、その技術を生かして2011年に、家庭用食器の自社ブランドを立ち上げました。 洋食器とも相性の良いシンプルなデザインと、つい手に取りたくなる軽やかな使い心地が、普段の暮らしに小さな喜びをプラスしてくれます。
業務用食器メーカーとして創業
幻の陶器「卵殻手」を現代に
やま平窯元のものづくりを代表する商品が、厚さ1mmの真っ白な磁器「エッグシェル」シリーズです。エッグシェルの原型となったのは、江戸時代から明治にかけて日本で作られていた「卵殻手」と呼ばれる磁器。当時、その多くが西洋に輸出され、薄くて丈夫なことから「エッグシェル」と呼ばれ絶賛されました。
やま平窯元では、第一次世界大戦を機に生産が途絶えた幻の「卵殻手」に着目し、有田焼の技法を駆使して現代によみがえらせました。透光性が非常に高く、飲み物を注ぐとその色がほんのりと透けて見えるほど。表面は繭のようにふんわりと柔らかく、口当たりの良さも大きな特徴です。
独自の技法で生み出す、驚きと感動
やま平窯元の器はどれも、極めてシンプルな形でありながら、わずか1mmの薄さを実現するなど驚きと感動が詰まっています。まっすぐに伸びたワイングラスのステムもそのひとつ。細くて長い脚をまっすぐに焼き上げるためには、業務用食器の生産で培われた高い技術が駆使されています。
これらのデザインを手掛けているのは、外部のデザイナーではなく、やま平窯元の3代目である山本博文氏自身。有田焼の技術を知り尽くし、日本の伝統的な文様をデザインに取り入れるなど伝統文化を大切にしながら、現代のライフスタイルに溶け込む新しいデザインを提案しています。
シンプルモダンなギャラリー
佐賀県有田町にある工房の隣には、2017年に新しく、ギャラリーを兼ねたショップが設けられました。新作や、「エッグシェルシリーズ」を始めとする多彩な商品を、実際に手に取って選ぶことができます。
家庭のダイニングキッチンをイメージし、モノトーンと木目で統一された店内は、まるでインテリアショップのよう。従来のイメージにとらわれない、シンプルでモダンな有田焼の魅力を余すことなく伝えています。
有田焼の成り立ち
有田焼は、佐賀県有田町で400年以上前から生産されている磁器で、伊万里港から出荷されていたことから、「伊万里(いまり)」や「伊万里焼」とも呼ばれていました。1616年に李参平という陶工が有田東部の泉山で良質の磁石を発見し、日本で初めて白磁を焼いたことが始まりだと言われています。
石の粉を多く含んだ陶石から作られる磁器は、陶器に比べて薄くて軽く、優れた強度を持っています。透き通るような白い地肌に繊細な絵付けが鮮やかに映える有田焼は、皇室への献上品としても数多くの品が選ばれてきました。海外にも盛んに輸出され、世界中の人たちを魅了しています。
業務用食器の生産で発展
有田の窯元の多くは、旅館やホテル、高級料亭などの業務用に食器を卸すことで成長を遂げました。美しいだけでなく丈夫でスタッキングできるものが好まれ、そのニーズに応える形で技術が磨かれてきました。
業務用食器の受注が1989年をピークに下降していることを背景に、近年は、海外市場や家庭用食器の市場をターゲットにした新たなブランド開発に取り組む窯元が増えています。従来の概念に収まらないユニークな製品が次々と生み出され、有田焼の新たな魅力を発信しています。
400年に渡る地域の歴史
有田町は佐賀県の西部に位置する町。1616年に泉山で陶石が発見されて以来、400年以上に渡ってやきものの町として栄えてきました。江戸時代には佐賀藩の手厚い保護と管理の下に磁器生産が本格化し、谷あいに「有田千軒」と呼ばれる町並みが形成されました。
1828年、九州を襲った暴風雨で窯元の火が燃え広がり、多くの人の命が失われました。文政の大火と呼ばれる大災害で辺り一面が焼け野原となりましたが、佐賀藩の支援によって素早い復興がなされたとされています。
現在、有田千軒には江戸・明治・大正・昭和初期の各時代に建てられたバラエティ豊かな建築物が立ち並び、情緒あふれる町並みを形成しています。歴史的価値の高い建物が今なお数多く残っており、1991年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。
やま平窯エッグシェル スタンダード
エッグシェル 酒器
エッグシェル 文様
エッグシェル シルエット
エッグシェル ペアセット
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やま平窯に行ってきました!
厚さわずか1mmの有田焼「エッグシェル」を生んだ代表の山本氏に話を伺いました。
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