錆取り
日頃から錆びないように、使ったあとは水か熱い湯でよく洗い、水分は乾いた布で充分ふいてから包丁差しに。また、長期間使用しない時にはサラダオイルでふいてからしまうようにしてください。万一錆ができた場合は、クレンザーでこするとかなりきれいに錆がとれます。
研ぎ方
刃物は研ぐことにより切れ味が保てます。10日間に1度くらいは研ぐようにしてください。研石は、ご家庭では人造の中目研石をお使いください。
- まず、研石が動かないように下にぬれ雑巾やふきんを敷き固定させます。
- 片刃包丁の場合は図のように15度位の角度をつけて表を研ぎます。
- 指をひろげないで一ヶ所ずつ力を入れて、ゆっくりと前後に動かします。
- 刃の部分にザラッとした手ざわり(「かえり刃」といいます)が出たら、裏側を「かえり刃」がなくなる程度に2~3回軽く研いでください。
※両刃包丁の場合は、刃の両面とも同じ回数で研ぐようにしてください。研ぐときのコツは包丁が研石の上でゆれたりしないよう、まっすぐ、静かに、ゆっくり、平均に動かすことです。研ぎ終わったあとは「手入れ油」をつけておくのが最善のお手入れです。