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久留米絣の歴史を今に伝えるオカモト商店

オカモト商店について

明治時代後期、福岡県筑後地方で、久留米絣を全国に卸す産地問屋として創業しました。
昭和56年より、製品の企画製造、販売に特化し、およそ15年で全国18店舗を展開。 “200年続く久留米絣を、次の200年への礎を作るには、品質の高い製品作りと、絣を日常に感じるものにすることが必要”という考えのもとに、飽くなき製品作りと久留米絣の可能性を広げようとしています。

  • 日本三大絣の一つ

    久留米絣とは

    久留米絣は、愛媛県の伊予絣、広島県の備後絣とともに、日本三大絣の一つとされています。
    30もの製作工程を経て織りあげられる久留米絣は、作業の過程でのズレにより独特な模様を生み出し、熟練の技術と合わさり、美しい布地が仕上がります。
    現在は、久留米絣の生産量は昭和初期の最盛期の約20分の1になってしまいましたが、今も20数軒の織元が存在し、絣は進化しています。

そもそも絣(かすり)とは?

絣とは、経糸(たていと)か緯糸(よこいと)、両方の糸を前もって染めておき、これを用いて、ところどころかすったような模様を織り出した織物、またその模様のことを絣(かすり)といいます。

200年の歴史をもつ久留米絣

福岡県筑後地方を代表する伝統技術

昭和32年、久留米絣の伝統技術が、国の重要無形文化財に指定されました。豊かな土壌と豊富でキレイな水が絣の生産に適した、福岡県の筑後地方は、今でも機屋が立ち並ぶ、200年続く久留米絣の産地です。 九州最大といわれる筑後川は木綿や藍を育み、産地となる条件を十分に備えていました。久留米絣は、大陸から渡来した技術ではなく、家族の衣類を織る日常から生まれた、農家の副業でしたが、いつしか土地を代表する産業になりました。

  • 久留米絣のはじまり

    久留米絣は、今から200年程前、井上伝という少女によって発明されました。 ある日、伝は衣類が色あせたところに、白い斑点がついている事に気付きました。その衣服に発想を得て、新しい織物が仕上がりました。
    この織物は所々かすれたように見えることから「加寿利(かすり)」と名付けられました。これが久留米絣のはじまりとなりました。

経糸と緯糸のかすかな“ズレ”が魅力

久留米絣の3つのポイント

  • 綿と藍染めの特徴を活かす

    久留米絣は、綿織物で、藍染めが主体ですが、日本は元々綿花を栽培しておらず、中国から輸入され、本格的に栽培が始まったのは江戸中期以降。 庶民の生活に普及し、それぞれの家庭で織られるようになります。綿は、吸湿性に優れ、肌になじみやすく、洗濯に強いことから、農業を行なう人々の仕事に最適でした。 藍染めはマムシ除けや糸を強くする効果があるとされています。

  • 久留米絣の独特の模様

    久留米絣の特徴は、一つの絵柄を織り出す「十字」や「市松」、経糸だけで表現する「たて絣」、緯糸だけで表現する「よこ絣」「織締」という技法で作られる「文人絣」などがあり、他の産地には見られない独特の模様があります。
    天候、気温、湿度などで変化する糸の伸縮率は、緻密にそろえた柄をかすかにずらし、これが織り上げた際のかすれやにじみを生むのです。
    現在は、カラーバリュエーションも豊富にあり、古典的なオーソドックスな物からフルーツ柄、チェック柄、ビビッドな色を使用したものまで幅広くあります。

  • 3ヶ月にわたる30もの製作工程

    久留米絣は、経糸(たていと)、緯糸(よこいと)もしくは、両方の糸の一部を前もって染めておき、これを用いて織り上げて文様を表した織物です。
    3ヶ月にわたり、30もの製作行程を経て織り上げられ、その中でも重要なのは、「括る(くくる)」「染める」「織る」作業。
    工程は、図案、染色などそれぞれ分業しているために、一人一人の「いいものを作る」という高い意識が必要になります。
    久留米絣の命ともいわれる「括る(くくる)」作業。括りの精度こそが、完成度を決定づけるといっても過言ではなく、しっかりと糸を縛ることで、その部分が防染され、縛った際に美しい文様を表現します。
    「染める」作業では、天然藍を使い、染色を行ないます。「藍は生き物」と呼ばれ、染めの職人は、1日に1度はかきまぜ、舌で舐め、藍の状態を確認します。
    「織る」作業では、経糸840本と緯糸240本が1枚の絣を生み出します。
    1000本近い糸を柄の通りに並べる作業は、昔から忍耐強い女性の仕事として取り組まれてきました。
    30もの製作工程を経て織りあげられる久留米絣は、作業の過程でのズレにより独特な模様を生み出し、熟練の技術と合わさり、美しい布地が仕上がるのです。